お正月の暇を見てまとめ読みした本が結構面白かったので、ひさびさにレビューを。
昨今は減った、純ファンタジー戦記ものです。
いわゆるダブルヒロインならぬダブルヒーロー制で進んでいく展開。
比喩でなく一騎当千・天下無双の王国騎士アレスと
農民解放軍を率いる、智謀知略に長けた賢者ジェレイドを軸に
ベールセール王国の戦乱を描く作品。
世界観で明らかにされていないところが幾つかあるため、
ちょっと「ん?」と思うところもあるのですが、おおむね楽しめました。
逆に細かいリアリティを重視する人は引っかかるかもなあ。
戦記ものの醍醐味であるところの、イデオロギーの対立は
丁寧に扱われてるので、そこらへんがオススメポイント。
文体もクセがないので読みやすいです。
TRPGゲーマー的にはブレカナとかARAアルディオン大陸とか好きな人にオススメ。
…と思ったら後者の参考作品に挙がってました(笑)
ちなみに私の印象でブレカナ的に解釈すると
アレスはGladius=Adamas=Ardorで。
過去グラディウスがちと解釈としてはキビしいんですが《二刀流》は入れたいので…
まあ剣才があるということで。未来アルドールはそのまんま。
ルールブックの解説にあるとおり、歩む道が屍山血河につながるというやつで。
現在アダマスはもう言うまでもないでしょう。
あと、特殊因果律で魔神と契約でもさせとけばいいんじゃないでしょうか。
ジェレイドは意見が分かれそうな気もしますが、
Phantasma=Corona=Stellaで。
あの口先三寸っぷりはどうみてもファンタスマでしょう。
コロナは農民出身なのでちと苦しいとこなんですが、解放軍のリーダーということで。
ステラはなんだか裏方根性が染みついてるようなので。
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